FL5 標準シビックのEXグレードに搭載されるエアコンリアベンチレーションを流用する

FL5

⚠️ 【重要】内装分解、電装品の追加、および自作部品の使用に関するご注意

この記事で取り扱う内装パネルの分解、電装品(USBポート)の追加、および3Dプリンター製部品の利用は、車両の電装系トラブル、内装の破損、および意図しない動作のリスクを伴います。

電装品作業の基本と火災リスク:
電装品の配線を行う際は、必ず事前にバッテリーのマイナス端子を外してください。配線ミスやショートは、車両のヒューズ切れや火災につながる重大な危険を伴います。

配線接続部(間引き部分を含む)は、確実に絶縁処理を行い、走行中に振動で外れたりショートしたりしないよう、適切に固定してください。

内装部品の破損リスク:
内装パネルの取り外し時には、クリップや爪の破損が非常に起こりやすいです。無理な力を加えたり、パネルを落としたりしないよう、細心の注意を払ってください。

シフトノブやスイッチ周辺の分解・組み付け時には、周辺のエアバッグ(SRS)関連の配線に干渉しないよう注意してください。

自作部品の耐久性と機能:
3Dプリンターで自作した分岐ダクトは、純正部品と比べて耐久性や耐熱性が劣る可能性があります。特に、エアコンダクト内は温度変化が大きいため、長期間の使用により破損・脱落し、異音や機能不全の原因になるリスクがあります。

固定方法(結束バンドなど)が不十分な場合、エアコンの動作を妨げる可能性があります。

当サイトは、これらの情報を利用した作業により生じたいかなる事故、故障、内装の損傷、または損失についても、一切の責任を負いません。

2025.06.15 作業実施

はじめに

FK8の後期は前期になかったエアコンのリアベンチレーションが搭載されたのだが、FL5はリアベンチレーションがなかった。しかしFL1などのスタンダードなシビックの上級グレードにはリアベンチャレーションが搭載されている。車両が納車される前から流用する事は心に決めていた。

情報収集していたらXでリアベンチレーション流用をやっている方がいたので、納車を機に問い合わせして必要な部品を教えて頂いた。

ヒーターユニットが必要

困ったことに3万近くするヒーターユニットを購入しないとリアベンチレーションに分岐させるパーツが手に入らないのだが、理想のFL5を実現させるため躊躇なく購入。

この右側の黒い部分だけが欲しいのだが…単品では部品が出ないのだ。

分岐パーツを自作する

私のようにリアベンチレーションのために高額なヒーターユニットを買うのは辛い。私のような被害者を今後出さない為に、分岐パーツを作る事にした。

分岐パーツをカメラで撮影しPC上で採寸。3Dプリンターで何どもトライアンドエラーを繰り返してパーツを作った。

その他必要な純正部品

83451-T24-T01ZA
83453-T24-T01
83460-T43-J00
83465-T43-J00
83406-TVA-A01ZA
91550-SFJ-W01ZE ×3個
93913-24220 ×3個

USB充電ポートも追加

国内仕向けシビックには設定されていないがUSB電源ポートを取り付けられるメクラがリアベンチレーションに付いている。ネット情報でVEZEL用のUSB電源を流用可能とのこと。USBのTypeAとCが選べたので、今後を見据えてUSB-Cを選択。

部品番号:08U57-3M0-000B

リアベンチレーション取付

取付に関してはみんカラで探すと出てくる。一点困ったのがシフトノブを外す工程。

始めにブーツをノブから分離するのだが、どうにも外れない。ここは個体差があるらしい。

時間が勿体無かったのでブーツの固定ネジを外して分離。

サードパーティの整備書を見てもシフトブーツは下に下げるとしか書かれていない。ネット情報だとブーツの根本を回しながらブーツを下に下げると書かれていたが、私のはビクともしなかった。

整備書はシフトブーツ周りとシガーソケット周りを丸ごと外すように書かれていたが、私は電動パーキングブレーキのスイッチが付いている灰色のパネルを一旦外し、スイッチのコネクタを外した。ハーネスがシフト周りにクリップで固定されていたりするのでみんカラで調べると良い。

ネジ類は6本。私はみんカラの説明を読み違えて全方2本を外し忘れて難儀した。結果、みんカラの人と同じ整備書右下にアップで描かれている爪を折った😭

このようにリアヒーターのダクトが1本接続されている。この根本の部品を交換して分岐させる。

こんな感じ。複雑だな。

車体に付けるとこんな感じ。純正の分岐ダクトは4箇所のツメで固定されているが、ツメ形状を3Dプリンターで再現してみたら簡単に折れた… 3Dプリンターのパラメータをイジって強度を高めたいところだが、時間的猶予がなかったため、フック形状の造形にして結束バンド留めに変更。

上側は結束バンドを穴に通して固定。

下側はだいぶ心許ないけど結束バンドを引っ掛けているだけ。滑りやすいので気が向いたら改良したい。

ダクトをクリップで固定して行く。特に迷うことなく装着できた。

ここからUSB-C電源の配線を通していく。amazonで購入したオプション電源取り出しハーネス。FL5はBATTとかは取り出せない。USB-Cのハーネスは本来スモール・ACC・BATTを接続する。ACCに電圧が来たらBATTから電力を受給するようになっている。恐らくACC電源に負荷をかけないアンパイ設計。私は電源の取り出し易さ優先で、電源もACCを使う事にした。

なので、不要なハーネスは間引いてACCとスモールのみにした。

USB電源側のハーネスもまとめた。左の白がBATT、紫がACC、灰がスモール、緑と黒がGND。5本から3本に集約。

このETCが取り付けられている内張りを手前に引くと外れる。傷をつけたくなかったのでテープを貼って引っ張った。別にテープ要らなくて、素手だけで外せますw

するとオプション電源が見える。緑のコネクタの左の空いているところ。GNDは近くのボルトを緩めて挟み込んでおいた。USB電源のハーネスをステアリング下を通してセンターコンソール方向に。

あとは逆の手順で元に戻して組み立てれば完成。

感想

良い感じにエアコンの涼しい風が流れてくる。

充電ができることも確認。

今回のリアベンチレーションだが、完全流用出来ていない。FL1の正規のリアベンチレーションだと、エアコンのMODEを下段にするとリアベンチレーションからは風が出ない。その制御をするアクチュエータ流用も調べてみたが、アクチュエーターの配線や制御回路の情報が入手出来なかった。結果下段設定でもリアベンチレーションから風が出てしまう。しかしリアベンチレーションに開閉できるレバーがあり、手動で閉じれば特に支障はない。ちなみに上段MODEにした時、下段側から風が出る事はないのでご安心を。

気が向いたらリアベンチレーションへの分岐パーツをヤフオクに流そうかな😎

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